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ながら洗車のベースって傷つくの?コンパウンドで傷つけない正しい使い方とは

カーグッズ

「ながら洗車のベース、使ってみたいんだけど傷つかないか心配で……」

ベースを買おうか迷っている人から、こういう声をよく聞きます。コンパウンドが入ってるって聞いたし、下手に使ったらボディが傷だらけになりそう、って思いますよね。

結論から言うと、正しい使い方をすれば傷つくリスクはかなり低い商品です。ただ、車のカラーや施工方法によって注意が必要なポイントはあります。この記事ではその「正直なところ」をまるっと解説します。

ぼく自身もカー用品店で長く働いていたので、コンパウンド入りの商品に対してユーザーが感じる不安はよくわかります。怖い思いをさせないためにも、ちゃんと説明しますね。

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ながら洗車のベースって、そもそもどんな商品?

傷つくかどうかを話す前に、ベースがどういう商品なのかを先に確認しておきましょう。

ながら洗車のベース(BASE)は、下地処理剤というカテゴリの商品です。

洗車後のボディに使うことで、カーシャンプーだけでは落ちない水垢・軽微な洗車傷・イオンデポジット(水のミネラル分が固まったやつ)を取り除きながら、コーティングの下地を整えてくれます。

ながら洗車のラインナップの中での位置づけはこんな感じです。

商品名役割研磨力
ビギナーズラック日常メンテナンス・コーティング維持なし
ベース(BASE)下地処理・水垢落とし・軽微な傷消し微粒子(弱め)
ディープベース(DEEP BASE)頑固な水垢・経年劣化した傷の処理中程度(強め)
ビーディング撥水コーティング(仕上げ)なし

ベースにはコンパウンド(研磨剤)が入っています。ここが「傷つくんじゃないか」という不安の根っこですね。

スタッフ
スタッフ

ただ、このコンパウンドの番手(荒さ)が重要なポイントになります。


「コンパウンド入り=傷がつく」は正しくない。番手の話をします

コンパウンドと聞くと「ゴリゴリ削る」イメージを持つ人も多いと思います。でも実際は番手(粒子の荒さ)によって研磨力はまったく違います。

ながら洗車ベースに含まれるコンパウンドの番手は8,000〜9,000番台です。

カー用品店で取り扱うコンパウンドの荒さをざっくり整理するとこんな感じです。

  • 1,000〜2,000番台:深い傷を削る粗目。使い方を間違えると塗装に大ダメージ
  • 3,000〜5,000番台:中目。ある程度の傷に対応するが、慣れていないと怖い
  • 7,000〜9,000番台:細目〜超微粒子。艶出し・仕上げ用。研磨力は弱い

ベースの8,000〜9,000番台は、一般的に「艶出し」に使われる荒さです。塗装面を大きく削るような力はほとんどなく、表面の微細な汚れや軽いくすみをなめらかにするイメージです。

カー用品店でこの番手のコンパウンドを使って「傷が増えた」というクレームを受けたことはほとんどありませんでした。それくらいマイルドな研磨力です。

元カー用品店スタッフの本音
ベースを使って傷が増えた、という事例のほとんどは「力を入れて擦った」か「乾いたボディに乾式で施工した」ケースです。商品の問題というより、使い方の問題であることが多いです。


それでも傷が不安な人へ。安全に使うための2つのポイント

「番手が弱いのはわかった。でもやっぱり心配……」という人のために、傷リスクを最小化するポイントをお伝えします。

ポイント①:濡れたボディで施工する(湿式施工)

ベースには「乾式施工」と「湿式施工」の2通りの使い方があります。

  • 乾式施工:乾いたボディに直接ベースを塗り込む方法
  • 湿式施工:濡れたボディにベースをつけて施工する方法

傷が不安な場合は湿式施工が公式推奨です。水が潤滑剤になってくれるので、ベースとボディの間の摩擦が減り、傷がつきにくくなります。特に黒・ネイビーなどの濃色車は湿式で施工するのが鉄則です。

洗車後、まだボディが濡れている状態でベースを使うのがいちばん手軽で安全な方法です。

ポイント②:力を入れずに「塗り広げる」イメージで

コンパウンドを使うとつい「しっかり磨いてやろう」と力が入りがちです。でもベースは力を入れる必要がありません。軽い力で円を描くように塗り広げるだけで十分効果が出ます。

ゴシゴシ擦れば擦るほど傷のリスクが上がるので、「なでる」くらいの力加減が正解です。マイクロファイバーのクロスを使えば、さらに傷リスクが下がります。


ながら洗車ベース施工で特に注意したい車のカラーはこれ

ベース全体でいえば傷のリスクは低いですが、一部のカラーは他より注意が必要です。

トヨタ 202ブラック(ソリッドブラック)などの濃色・ソリッド系

黒やネイビー、ダークグレーなどの濃色車は、細かい傷が光の反射で目立ちやすいです。ベースを使っても傷が増えるわけではないですが、元々ある細かい洗車傷が「ベースを使ったら見えるようになった」ということが起きやすいです。

濃色車でベースを使うなら、曇りの日や日陰での作業・湿式施工・優しい力加減の3点セットで施工してみてください。

ガラスコーティングやプレミアムコーティングを施工している車

ベースは中性クリーナーなので、一般的なコーティングを大きく傷めることはありません。ただし硬化型のガラスコーティングを施工している車の場合、コーティング自体をベースで磨くことになります。

コーティング施工店から「コンパウンドは使わないように」と言われている場合は、ベースの使用を控えるか、施工店に確認してからにしましょう。


傷が不安なら「ビギナーズラックから始める」という選択肢もある

「それでもやっぱりコンパウンド入りは怖い」という人は、コンパウンドなしのビギナーズラックから始めるのが正解です。

ビギナーズラックはコンパウンドを含まないクイックディテーラーなので、傷のリスクはほぼゼロです。軽い汚れ落とし+コーティング維持が目的なら、ビギナーズラックで十分なケースも多いです。

ベースが必要になるのはこんなときです。

  • ビギナーズラックだけでは取れない水垢や水シミが出てきた
  • 洗車傷でボディがくすんできた
  • コーティングを新しく施工する前の下地処理をしっかりしたい
  • 長期間ボディを磨いていなくてくすみが目立つ

普段はビギナーズラック、年に数回はベースでしっかり下地処理、という使い分けが一番バランスいいと思います。ぼくも実際そうやって使っています。


まとめ:ベースで傷つくのは使い方の問題。正しく使えば怖くない

この記事のポイントをまとめます。

  • ベースのコンパウンドは8,000〜9,000番台の微粒子で研磨力はかなり弱め
  • 正しく使えば傷つくリスクは低いが、力を入れすぎ・乾式施工で傷がつくケースがある
  • 傷が不安なら湿式施工(濡れたボディで使う)+軽い力加減を守れば大丈夫
  • 黒など濃色車は特に湿式施工を心がける
  • コンパウンドなしで始めたいならビギナーズラックがおすすめ。慣れてきたらベースを使い分ける

ベースは「コンパウンド入り」というだけで敬遠されがちですが、使い方さえ守れば初心者でも十分扱える商品です。むしろ定期的にベースで下地を整えることで、コーティングの持ちが良くなって愛車のキレイが長続きしますよ。

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