他のタイヤメーカーのブランドと比較して、ミシュランタイヤの価格は高いです。
なぜか?世界的なブランドとして、ものづくりへの飽くなき挑戦をし続け、持続可能な社会に貢献しつつ、高品質で低燃費、安心安全なタイヤを通して、私たちの楽しいカーライフを支えてくれているからです。
僕の大好きなミシュランタイヤは価格が高いのですが、それにはこだわりぬいた理由があります。本記事では深堀りしていきます。
高品質なミシュランタイヤをネット購入で安く買える!
近所のオートバックスや整備工場に直送で取付予約もできるタイヤフッドがオススメ。
タイヤフッド公式 https://tire-hood.com/
ミシュランタイヤの価格が高い理由
数あるタイヤメーカーでも、ミシュランほど積極的に新技術を導入し、常にタイヤ生産の変革を行っているブランドは他にあるだろうか、そう思うほどミシュランタイヤのタイヤへのこだわりがすごい。
そのこだわりこそが、世界的な一流自動車メーカーであるメルセデスベンツ、ポルシェやBMWから信頼を得ることができ、多くのユーザーを満足させ続けています。
ミシュランタイヤはコンセプトのひとつである「100%持続可能なタイヤに」を掲げ、2050年までにタイヤを作る全ての材料を持続可能にしたいという環境に配慮したプロジェクトをすすめています。
ミシュランのタイヤブランドには国産自動車によく合うエナジーセイバーを始めとして、快適性を追求したプライマシーシリーズ、高性能なグリップを発揮するパイロットスポーツシリーズ、走破性高く悪路を走るためのラティチュードシリーズ、働くクルマに安心感を与えるアジリスシリーズ、冬道に強烈な信頼を得られるXアイスなど、ニーズに合わせたラインナップがあります。
とりわけ、世界的にも日本でも高い評価を受けているミシュランブランドは、ハイエンドモデルであるプライマシーシリーズとパイロットスポーツシリーズです。
これらのタイヤが他の国産タイヤメーカーと比較して価格が高いとよく言われています。
ミシュランタイヤの価格が高い理由としては、ミシュランが力が注いでいるもののひとつ「タイヤの構造」へのこだわりにあります。
タイヤの構造と聞くとピンとこない人も多いはず。実は、タイヤの素材はゴムだけでなく、カーボンなどの補強素材が重要なほか、耐久性や安定性には構造も重要です。
ミシュランのそのこだわりには、競合他社ではマネできないとも言われていて、商品開発においても常に最前線であろうと積極的に開発を進められています。
クルマが変わればタイヤも変わる、クルマは現代に入ってから、省燃費化とエコでクリーンを求められている一方で、車室空間はますます広く大きくなり、それによって車重は重くなる傾向にあります。
車重が重くなると、どうしてもそれを支えるタイヤは大きくなってしまいます。
例えばプリウスのタイヤサイズ、1997年に販売された初代プリウスのタイヤサイズは165/65R15で直径で約60cm、2009年にバカ売れした30系プリウスだと主要サイズで195/65R15で直径約64cm、2023年に発表された60系プリウスに至ってはなんと195/50R19で直径約68cmです。
クルマのタイヤの大型化は、初代プリウスから最新プリウスを比較するとタイヤの直径で+8cm、全周では約20cmも長くなっています。
タイヤの大型化がすすむということは、普通に考えれば燃費は悪くなるのが当然ですよね。
ミシュランタイヤではエコとは無縁の頃のタイヤを転がり抵抗100として、すでに2021年に発表のエナジーやプライマシーシリーズでは転がり抵抗60%の改善を達成しています。
ミシュランタイヤでは、タイヤの構造にこだわり、素材にこだわり、製造過程では先進技術をいち早く取り入れ、または自社開発し、世界品質を追求しているからこそ、価格が高くなるのです。
ミシュランタイヤをオススメする理由は数あれど、僕が一番推しているのは「最後まで続く性能」です。
ミシュランタイヤが掲げる”PERFORMANCE MADE TO LAST”の思いは、タイヤを履いたその日から寿命がくるそのときまでハイクオリティな性能を発揮し続けてくれます。
過酷な環境で気の遠くなるような実車テストを行い、何千時間にも及ぶ研究に真摯に向き合い、厳格に定められた基準であなたのクルマへと縁があってやってきます。
そんなミシュランタイヤは、きっとあなたのカーライフをより楽しく、安心できるものに変えてくれます。
2023年、ダイハツの不正問題が世間に衝撃を与えましたが、クルマの安全はクルマ本体だけではありません。
安いタイヤが悪いとは言いませんが、良いタイヤを履くことで防げた事故やケガはあるだろうと思うので、そのときにはぜひミシュランタイヤを選んでほしいです。
高いミシュランタイヤのお得な購入方法
ここまでで、ミシュランタイヤの価格が高い理由についてはわかっていただけたかと思います。
では実際、ミシュランタイヤを購入しようとしたとき、あなたはどんな方法を思い浮かべますか?
おそらく、真っ先にカーディーラーやカー用品店が思いつくのではないでしょうか?
カーディーラーやカー用品でミシュランタイヤを買うのはハッキリ言ってかなり価格的に損してますよ!ネットで簡単に、しかも安く購入する方法があります。
結論から言うと、オートバックス公式パートナーであるタイヤフッド、そして、国内最大級の輸入タイヤ販売実績を誇るオートウェイで購入するのが最もミシュランタイヤをお得に購入できる方法です。
それぞれの特徴とメリットを説明します。
タイヤフッドで購入、オートバックスで取付をすると、タイヤに窒素ガスを充填してくれます。窒素ガスを入れると通常のエアと比較して次の効果があります。
タイヤのエアが窒素ガスだと、①エアが抜けにくい、②温度変化を受けにくいので高速走行でも高い安定性、③音の伝導率が低いのでロードノイズが低減、などのメリットがあります。
対して、デメリットは充填時の150円/1本の手数料だけなので、入れてみて損はないです。
国産タイヤを買うならタイヤフッド、扁平の薄いタイヤを安く買うならオートウェイを選ぶとお得に購入することができます。
タイヤフッドはタイヤと交換工賃がコミコミ、オートウェイはタイヤだけをネット通販して交換工賃をタイヤピットで支払いするので、2度支払いが発生する点は注意が必要です。
ミシュランタイヤとブリヂストンの価格比較
国産タイヤで定評のあるブリヂストン、日本での知名度はブリヂストンに及ばずとも世界的にも評価が高いミシュランタイヤ、価格の比較をしてみました。
国産車の主要サイズで3パターンの価格を調べました。
時期や地域によって、価格は変動しますので、最新情報はリンク先で確認してくださいね。
また、タイヤブランドの比較と説明は参考としてください。
ミシュラン×ブリヂストン価格比較条件
13インチは軽自動車、16インチは普通車、17インチはSUV
それぞれ、タイヤフッドで価格を表示
155/65R13の価格比較
軽自動車の主要サイズである155/65R13は、各タイヤメーカーでもラインナップが豊富で、プライベートブランドも多くあるので特にこだわりがなければ、工賃込みで1万円代のタイヤも多くあります。
ミシュランでは、エナジーセイバーがあり、ブリヂストンのエコピアのほうが割高になっています。
PBタイヤでは工賃込みで2万円代で買えるので、5万近くするブリヂストンのタイヤはさすがに手が届きませんね。
205/55R16の価格比較
205/55R16は、アリオンやカローラなどのほか、ステップワゴンやアクセラなど、耐久性と静粛性が求められる車種です。
ミシュランではプライマシー、ブリヂストンではレグノで比較してみましたが、やはり最高級タイヤであるレグノは同等品でも割高です。
225/65R17の価格比較
ランドクルーザーなどの大型SUVに多く採用されるサイズである225/65R17は、重い車体に耐える剛性、静粛性を備えながらも悪路での走破性の高さも求められます。
どちらのブランドも走破性と静粛性が高いバランスで実現したタイヤです。あえて言うなら、グリップでミシュラン、静粛性でブリヂストン。
ミシュランタイヤのブランド別参考価格
ミシュランタイヤとひとくちに言っても、車種や機能によって、ブランドの違いがあります。
名前だけではどんなタイヤかわからないので、ブランド別に特徴と価格帯を一覧にしました。
軽自動車から普通車に【エナジー】155/65R13・175/65R14
トータルバランスが高く、省燃費を追求したタイヤ、エナジーシリーズ。
アクアやフィットのハイブリッド向けのエナジーセイバー、大きめのミニバンサイズのエナジーセイバープラス、13〜16インチの豊富なラインナップのエナジーセイバー4。
- エナジーセイバー4
- 155/65R13(軽自動車)
- 5,720円/1本
- 転がり抵抗:A
- ウェットグリップ:c
- ひとこと:街乗り向き
- エナジーセイバー4
- 175/65R14(コンパクト)
- 9,020円/1本
- 転がり抵抗:A
- ウェットグリップ:b
- ひとこと:街乗り向き
快適性と静粛性を求める方に【プライマシー】195/65R15
プライマシーシリーズには、濡れた路面でも高い静粛性を発揮する【プライマシー4プラス】、ミシュラン史上最高の低燃費性能を誇る【E・プライマシー】、快適と静粛性の【プライマシー4】、高速安定性重視の【プライマシー3】、そして、曲がりやすさと快適性を備えた【プライマシーHP】の6種類があります。
- e-プライマシー
- 195/65R15(対象車種多数)
- 12,100円/1本
- 転がり抵抗:AAA
- ウェットグリップ:c
- ひとこと:省燃費でエコ特化タイヤ
SUVで走る楽しみと耐久性【ラティチュード】265/65R17
SUVユーザーが純正タイヤを乗りつぶしたあとに履かせるタイヤで満足度が高く人気のタイヤがこのラティチュードツアー。
他には、グリップも静粛性も妥協しない【ラティチュードスポーツ3】、グリップ特化の【ラティチュードスポーツ】、静粛性と乗り心地の【ラティチュードツアーHP】、オンもオフもオールラウンド【ラティチュードクロス】などがあります。
- ラティチュードツアー
- 265/65R17(SUV)
- 20,460円/1本
- ひとこと:グリップと静粛性のバランス
安心のグリップと高い安定性【パイロット】225/45R18
スバルのレヴォーグやレガシィツーリングワゴン、走りを追求し、ハンドリングの楽しさを味わいたいドライバーが好んで履くのがパイロットスポーツシリーズ。
18インチであっても、扁平の低いタイヤであっても、乗り心地を損なうことなく満足度を与えてくれる。
- パイロットスポーツ5
- 225/45R18(インチアップ)
- 23,540円/1本
- 転がり抵抗:A
- ウェットグリップ:a
- ひとこと:思い通りのハイグリップ
知っていますか?ミシュランガイドとタイヤの繋がり
美味しい料理や上質なサービスを提供してくれるお店に★をつけて評価しているミシュランガイド、地元の美味しい店に行く決め手にしたり、旅行先のグルメ情報として見ることがあると思います。
あのミシュランガイド、実はドライブをより楽しんでもらうために始まったのは知っていますか?
遡ること1900年、当時のクルマは今ほど快適な乗り物ではなく、故障も多いしガス欠の心配もあり、地図を見ながらの不安なドライブでした。
創業者であるミシュラン兄弟が、ドライブをもっと楽しんでほしい、足を運んででも美味しい料理を食べるためにドライブしてほしい、そういう思いでグルメの情報にいち早く目をつけ、ミシュランガイドが始まりました。
ドライブの楽しみが増えると交流が広がり、ドライブする人も増えて、走行距離が増えるとタイヤの需要も高まる。
ここで、ミシュランの懐が広いエピソードがあるのですが、ドライブを楽しんでもらうことが目的なのであって、決して自社製品であるミシュランタイヤを買ってもらうためにミシュランガイドを作ったわけではないというところ。
ドライブが増えるとタイヤの需要が増える、でも必ずしも自社製品を買ってくれ!というわけではなく、あくまで楽しいカーライフを過ごしてもらうことが願い。
その先に、タイヤ業界全体の、そしてミシュランタイヤの発展があると。
素敵な考え方ですよね。ミシュランタイヤのタイヤクオリティへのこだわりの先には、ドライバーや同乗者の快適さと安全性、そして楽しいカーライフが見えます。
あなたも、ぜひミシュランタイヤを体験し、楽しいカーライフを送ってください。
高品質なミシュランタイヤをネット購入で安く買える!
近所のオートバックスや整備工場に直送で取付予約もできるタイヤフッドがオススメ。
タイヤフッド公式 https://tire-hood.com/
コメント