炎天下の車内の温度は、長時間の駐車で60℃を超え、エンジン停止後でもわずか30分で50℃に達することもあります。
車内の温度上昇を抑えるには、いろんな方法がありますが、今回は効果的な方法のひとつである「窓を少し開けたままにする」リスクとその防犯対策について、解説します。

冬は閉め切って車中泊はできても、夏はそうもいきません。エンジンをかけっぱなしにもできないし、あみあみフェンスがあれば開けたまま防犯できて快適に過ごせますよ。
- 炎天下の車内の温度上昇を抑えたい
- 暑くなった車内の温度を一瞬で下げたい
- 車の窓を少し開けたままにするリスクと防犯対策を知りたい
窓を少し開けても紫外線カットと防虫ができるレーザーシェードはこちらの記事で。
レーザーシェードのメリットデメリット!車中泊におすすめメッシュ型サンシェード
車の窓を開けたまま防犯対策ができるフェンス

窓を少し開けたままにしておきたい、けど手を入れられたり、イタズラされたくない、そんな悩みをこれひとつで解決してくれる便利グッズです。

こんな商品、ありそうでなかった!フェンスを窓に取り付けて、手を入れられる心配もなくなるし、取り付け&取り外しもカンタンで、しかもリーズナブルな価格!
あみあみフェンスは、窓を少し開けた状態でフェンスを取り付けることができる商品で、炎天下の温度上昇抑制と防犯対策の両方ができます!
- Step1下の溝をガラスにはめる
窓ガラスをおろした状態で下側を溝にはめる
- Step2あみあみを広げる
両サイドいっぱいに広げて、ヘラをガラス枠に沿わせる
- Step3窓を閉める
上側にヘラがうまくおさまるようにゆっくり窓を閉める
ドアバイザーがない車でも窓を少し開ける状態で防犯対策は可能

あみあみフェンスは、ドアバイザーがないクルマでも取付が可能!。
窓から手を入れることができないので、外からロックを解除するといったことは簡単にはできません。

被害に遭ってしまうときは、あみあみフェンスがあっても、窓が閉まっていても、窓ガラスを割られることで車内へ侵入されてしまいます。普段から気をつけておきましょうね。
あみあみフェンスは、窓ガラスが納まる窓枠に本体がはまるように設計されているので、バイザーがないクルマ、もともと設定がないクルマでも取付は可能です。
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窓枠が曲がっていなければ取付OK!
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では、窓を少し開けていても車上荒らしに遭いにくいようにするためにどうすればいいか?次に説明しますね。
窓が湾曲していて取付できない運転席側と助手席側はには、ウィンドウネットという網のカバーがオススメです。
車の窓を少し開ける状態での防犯上の注意点

クルマの窓を少し開けておくことは防犯上で注意すべきことがあるので、次のことを徹底しておきましょう。

車上荒らしを100%防ぐことは不可能ですが、その可能性をゼロに近づける行動をすることが大事です。注意すべき点について、確認しておきましょう。
- 車内に貴重品を置いておかない
- 見える範囲にカバンやものを置かない
- 人気のないところにクルマを停めない
- カーセキュリティを装備しておく
置いておくだけで簡易的にセキュリティ効果があるカーグッズには、こんなものもあります。
炎天下で車の窓を少し開けるメリット

炎天下で駐車しているだけで、車内の温度は熱中症危険レベルにまですぐに達します。
また、車内が高温のままだと電子機器の故障や車内のものが変質したりするので注意が必要。
窓を少し開けておくだけでも、温度上昇を抑えられる次のようなメリットがありのでチェックしておいてください。
熱い空気を排出できる
窓を少し開けておくだけで車内の熱気や湿気を排出することができます。
窓を閉め切ることで直射日光など熱の逃げ場がなくなり、車内の温度が異常上昇するので、熱い空気の逃げ場所を作ってやれば、乗り込むときの車内温度はかなり変わってきます。
カーナビや電子機器の保護
カーナビやドライブレコーダーなどの電子機器は、クルマ用に耐熱仕様になっているとはいえ、あまりにも高熱にさらされると故障のリスクも高くなります。
もともと、電子機器は高温に弱いので、高温になった状態で電源を入れることでさらに過熱されて、故障の原因になることも。
窓を少し開けておくだけで温度上昇を抑えられて故障のリスクが下がります。
車内の換気と異臭の防止
車内が高温にさらされ続けると、車内に置いてあるもの…例えば、芳香剤やアロマグッズなど、良い香りのものが変質してしまい、異臭になってしまうこともあります。
窓を開けて適度に換気しておくことことで、新鮮な空気が循環されて、不快な臭いの防止だけでなく、気持ち悪い湿気の軽減にも効果的です。

雨が多く振った翌日など、閉め切った車内だとジメジメして気持ち悪いです。新鮮な空気を取り込んでおくことで、シートやフロアマットのカビ防止にもいいですよ。
窓を開けておくことのメリットまとめ
窓を少し開けておくことは、炎天下の車内温度の上昇を抑え、電子機器の故障リスクの低減、新鮮な空気の循環と、メリットもたくさんある反面、デメリット、つまり、「閉め切っていないことのリスク」にも目を向ける必要があります。
基本的な対策として、見えるところに荷物を置かないことは当然のこととして、貴重品を持ち歩くことは徹底してくださいね。
車の窓を開けたまま取り付けられるあみあみフェンスまとめ

車中泊やフィッシング、アウトドアでは、必ずドライバーや同乗者がクルマの近くにいるようにすれば、あみあみフェンスを取り付けておくことで、クルマに乗り込むときに蒸し暑いという過酷な状況を緩和することができます。
あみあみフェンスは開けた窓に取り付けておくことで、車内の換気と空気循環を促すことができる便利なカーグッズです。
閉め切った車内では高温になる炎天下でも、あみあみフェンスで温度上昇を抑えることができる反面、防犯上のリスクはあるので、使う場面をよく考えて活用しましょうね。
また、あみあみフェンスは、2列目の窓に取り付けることを想定してます。運転席・助手席の窓ガラスは長方形ではなく、斜めに湾曲している車種がほとんどだからです。

1列目は、窓ガラスが全開できるのに対して、2列目は3分の2ほどしか開閉することができません。これは、同乗者が車から乗りだしたりできないよう安全上の構造なんですよ。
- 炎天下の車内は高温になるので窓を少し開けておくと温度上昇を抑えられる
- 窓を少し開けておくのは危険なのであみあみフェンスを取り付ける
- あみあみフェンスをしっかりと取り付けることで防犯対策ができる
- 車内が見えないようにメッシュタイプのサンシェードを追加するのもオススメ
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