朝、クルマに乗ろうとしたら、ナンバープレートがない!!なんてことが実際にあります。まさに、以前僕が体験したことです。
自動車の前後にはナンバープレートがついていて、1枚でもついていないと道路交通法違反で公道を走ることはできなくなってしまいます!普通車のリア側には封印がついていて、滅多に盗難にあうことはありませんが、軽自動車には封印がついていません。
僕は、2022年の年明けくらいにナンバープレートを盗まれ、とても嫌な思いをしました!!この記事を読んだ人は、盗まれないようにしっかりしましょう!!
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ナンバープレート紛失防止おすすめグッズ
ナンバープレートの盗難防止グッズを、価格と効果の点から評価して、紹介します。やはり、価格が高い方が防犯レベルが高いです。
ナンバープレートフレーム 盗難防止レベル☆
盗む人の心理として、取り外すのが面倒だったり、時間がかかりそうだと判断されれば避けられます。ナンバープレートのフレームは、プレートを外すときに音がしたりフレームがひっかかったりするので、抑止効果が期待できます。
特に、プラスチックではなくアルミ製だと重みもあり、落とすと音もするので効果的です。
ボルトキャップ 盗難防止レベル☆☆
ナンバープレートのボルトの上にキャップをつけるドレスアップグッズ。地味ですけど、キャップをつけることによってネジの頭が見えないので取り外しに時間がかかります。
ただし、両面テープなのでカンタンに剥がれます。
盗難防止ボルト(星形・異形など特殊工具が必要) 盗難防止レベル☆☆☆☆
純正でついているナンバープレートのボルトを、プラスのカタチでなく、星形や手裏剣のような形に変えることで、商品に付属でついている特殊工具がないと取り外しができません。
ちなみに、ボルト系はステンレス製を買わないと、錆びます!
盗難防止ボルト(警察関係機関推奨) 盗難防止レベル★★★★★
数ある盗難防止ボルトの中でも、警察関係機関が推奨しているボルトがあります。
株式会社ユーロックテクノパーツのJ.C.C.ロックです。
最強の盗難防止ボルトです。ボルトをつけた後に封印をするので、例えいろんな工具があっても、工具がはまらないんだから取ることもできません。
取り外し方法は秘密なので、取扱店に行く必要があり、この点はめんどうですね。
ナンバープレートが紛失したらすべきことはまず確認
まずは、盗まれたのか?紛失したのか?確認する必要があります。ひとまず、ないほうと逆のナンバープレートがあるかどうか確認しましょう。
1枚残っている場合は返納し、新しいナンバーを再発行することになります。
紛失した場合は、同じナンバーで再発行することができます。しかし、1枚でも盗まれた場合、そのナンバープレートが犯罪に使われる可能性があるので、同じナンバーで再発行することはできません!
ナンバープレート紛失時の再発行の流れ(理由書ダウンロードはここから)
ナンバープレートの再発行の流れは次のとおりです。めんどうですが、事前に再発行の「理由書」を準備しておきましょう。
- 警察に連絡し、被害届を提出、盗難届受理番号を教えてもらう
- 最寄りの役所で仮ナンバーと証明書を受け取る(750円前後)
- 運輸支局で旧車検証を返却し、ナンバーの発行申請(1500円~)
- 運輸支局で新車検証とナンバープレートを受けとり、仮ナンバーと入替
- 役所で借りた仮ナンバーと証明書の返却
- 保険会社への連絡も忘れずに!
運輸支局の混み具合にもよりますが、最短1日で終わります!
僕は9時から動いて、12時過ぎには新しいナンバープレートを受け取り、14時過ぎには仮ナンバーの返却まで終わりました。
では、順番に説明していきます。
警察に連絡し、被害届を提出、盗難届受理番号を教えてもらう
警察に連絡すると、最寄りの警察署や交番から現場を確認しにきてくれます。
警察官がきてから、盗難時状況の聴取、クルマ所有者を含む現場の写真撮影、ナンバープレート付近の指紋の採取、クルマ所有者の指紋採取などなど、、、けっこう、時間かかります!約1時間はかかるので、急ぎの用事がある場合は、先に済ませたほうがいいです。
盗難届受理番号は、ひととおり終わった後、携帯に電話で知らせてくれることが多いので、電話がかかってきたらメモの準備をしておいてください。
最寄りの役所で仮ナンバーを借りる
運輸支局に行くのに、ナンバー無しのクルマで走行できないので、最寄りの役所で仮ナンバーを借りる必要があります。
盗難にあったのが軽自動車で、他のクルマで運輸支局まで行ける場合は、仮ナンバーを借りなくても大丈夫です。普通車の場合、後ろは封印がついているので付け替えるために運輸支局にクルマを持ち込む必要があるので、仮ナンバーを借りておいたほうがいいです。
仮ナンバーの交付は、走行予定経路を含む市町村の役所で次の必要書類を準備して、申請手続きを行います。
- 身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証など顔写真があるもの)
- 自動車臨時運行許可申請書(窓口にあります)
- 自動車損害賠償責任保険証明書の原本(有効期間内のもの)
- 自動車の確認書類(車検証や抹消登録証明書など)
- 手数料750円
仮ナンバーについて気をつけなければならないこと
運輸支局でナンバーの発行申請(理由書を作成)
運輸支局では、新しいナンバープレートの申請をするのに次の書類等が必要です。
- 自動車登録(車両)番号標再交付申請書(窓口にあります)※申請書第3号様式
- 車検証(原本)
- 理由書(盗難の状況、受理番号等を書いたもの)※印字でもOK
- 印鑑(所有者の認印でOK)※代理人の場合は委任状+所有者のもの
- 残っているナンバープレート
(軽自動車の場合ははずしておく、普通車の場合は仮ナンバー走行で運輸支局に持ち込み) - 自動車税申告書(窓口にあります。)※新しいナンバーで納税するため
- 運輸支局で申請書と車検証、理由書、残っているナンバープレートを窓口に提出
- ①希望ナンバーの場合、予約して5日以上かかることもあります。
②即日交付できる場合、運輸支局で順番を待ちます。
③後日交付の場合、日程を確認し、後日受け取りに行きます。 - 運輸支局で新しい車検証を受け取ります。
- その車検証を持って運輸支局で新しいナンバープレートを受け取ります。
運輸支局でナンバープレートを受けとり、仮ナンバーと入替
新しいナンバープレートが手に入ったら、早速、仮ナンバーと入れ替えしましょう。このときに、2度と盗まれないように、紹介した対策をやっておきましょう!
役所で借りた仮ナンバーの返却
無事に新しいナンバープレートの交換が終わったら、仮ナンバーは不要になります。
期日(5日間)までに返却できない場合は、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられることがあるので、必ず返却してくださいね。万が一無理な場合、先に電話を入れておきましょう!
ナンバープレート再発行に必要な費用
- 仮ナンバー交付手数料 750円(市町村によって違う場合も)
- 通常ナンバー変更費用(軽・普通車) 1,500~2,000円
- 希望ナンバー変更費用 4,250円~
盗難されたナンバープレートの再発行が終わったら
クルマの任意保険では、ナンバーが登録されているので、新しい車検証とナンバープレートが届いたら、加入している保険会社に連絡を入れておきましょう。更新をしておかないと、保険が使えなくなる可能性があります。
自分のナンバープレートをオーダーして作るキーホルダーがおしゃれです。
下の記事で、おすすめのナンバープレートキーホルダーを紹介しています。
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