洗車を頻繁にする人こそ、それぞれの作業の効率化を図ることに余念がありません。
汚れたボディにたっぷりの水をかけてホコリを流し、たっぷりの泡で優しく洗い、流水でしっかりと汚れを落とす、ここまででボディはぴっかぴか、そして最後の仕上げ、水滴の拭き上げ。
この記事の結論は、洗車すすぎ後の水滴はブロワー(送風機)で飛ばしたほうがボディに傷はつきにくいし時短になるという効率術です。
拭き取りクロスで拭くよりもブロワーで飛ばした方が3倍くらい早く終わります!
洗車の時に使うブロワーはコンセント式だとめちゃくちゃ使いにくいので、バッテリー式がおすすめ!
洗車の水滴にはブロワー!気を付けたいデメリット
クルマ好きなら洗車の頻度は高く、かつクルマのボディを綺麗に保つことに全力を注いでいることだと思います。
結論から言うと、洗車のすすぎの後にボディについた水滴はクロスで拭くよりブロワーで飛ばすほうが水滴を綺麗に取り除くことができます。
洗車後だとボディに傷がつく要素はほぼないとはいえ、拭き取りクロスを使ってボディに直に触れることを考えれば、もし小さな小石が残ったままだったり、目に見えない固形が付着していたりするとそれがきっかけで傷がついてしまいます。
ボディについている傷、実は洗車時についてしまう小傷が原因のひとつ。
この「ボディに直に触れてクロスで水滴をとる」という工程をブロワーに置き換えることで、ボディに傷がつくリスクを激減させることができます。
ブロワーとは送風機のことで、ドライヤーがでっかくなった版だと思えば想像しやすいですね。
ブロワーをよく知らないという人のために、カンタンに説明します。
ブロワーは、モーターを使って送風することができて、エンジン式の他にコンセント式、充電できるバッテリー式があります。
エンジン式はめちゃくちゃうるさいので、洗車ではやめといたほうがいいです。
※燃料も混合ガソリンなので取扱いにリスクが大きい。
この記事で紹介するブロワーがバッテリー式である主な理由は次の4つ。
- コンセント式だとコードが邪魔でわずらわしい
- コンセント式だと水がかかるとショートしてしまう
- バッテリー式は場所を選ばずどこでも使える
逆に、バッテリー式の主なデメリットは次の3つ。
- バッテリーが重いので手が疲れる
- バッテリー容量に対応した使用時間しかない
- 使い終わった後は充電する必要がある
洗車すすぎの水滴をクロスで拭くと傷がつく
ボディの小傷は、高速道路の飛び石や走行中に植物に当たったりといろんな原因でできてしまうことがありますが、これらは運転を気を付けていても不可抗力的についてしまうものです。
洗車の小傷はあなたが気を付けることで防ぐことができます。
洗車で小傷がついてしまう主な原因は、そもそもの洗車のやり方が雑な場合がほとんどですが、泡立てていなかったり、スポンジをこすりつけるように押し当てていたり、タオルを使い分けていなかったりと、洗車が好きな人ならどれも基本的なことばかりです。
なかでも、気を付けるポイントは、ボディに直接手を触れなければならないスポンジで洗うときと、タオルやクロスを使った水滴拭き上げのときです。
スポンジで洗うときは、十分な泡を含ませること、ゴシゴシ押し当てないこと、これが基本です。
水滴の拭き上げでは、窓ガラス、ボディ、ホイールなどでクロスを使い分けるのが基本!でも、ここをめんどくさがる人がとにかく多い。
クロスを使い分けないと、小傷がついてしまうのは必然です。細かな砂がついたクロスでボディを拭いたら傷がついてしまうのは当然ですよね?
スポンジ洗車のときよりも、水滴拭き上げのほうが小傷がつくリスクは高い!
なぜなら、スポンジ洗車のときは泡が防護膜になってボディを保護してくれるのに対して、クロスでの水滴拭き上げのときはクロスが直にボディに触れてそのまま動かすからです。
要は、もしボディに小さな砂が残っていたり、クロスに微粒子が付着していたりすると、そのままボディに密着させて動かすことで傷がついてしまうということ。
この水滴を拭き上げる工程を、ブロワーに置き換えることによって、小傷がつくリスクを極限まで減らすことができます。
洗車でブロワーを使うメリットデメリット
洗車のときにブロワーを使う場合、傷がつきにくいというのも大きなメリットのひとつですが、クルマ好きの洗車好きなあなたにとって、綺麗に水滴がとれるパーツがあります。
あなたは他にどんなポイントの水滴が気になりますか?
洗車にブロワーを使う魅力とメリット
どんな車でもガラス枠やパーツの継ぎ目は拭き取りクロスではとりきれない隙間があるので、ブロワーで飛ばすと水滴が出るわ出るわ。
水滴を拭き終わった~と思ったあとに出てくる涙みたいな水滴、気になりますよね~。
最近のクルマはデザインに凝っているので細かい造形や凹凸がいっぱいです!特に、エンブレムやグリル、フォグまわりはブロワーで飛ばすと気持ちいですよ。
- タオルを絞る必要がないので冬でも辛くない
- タオルで届かない隙間の水滴を飛ばせる
- 洗車でボディに傷がつくリスクを極限まで減らせる
- 細かい水滴も飛ばせるので水シミになりにくい
洗車にブロワーを使う注意点とデメリット
ブロワーを使って水滴を飛ばすのはとても効率いいしボディを傷つけないというメリットがありますが、使い方を誤れば逆に取り返しのつかない傷がつく場合もあります。
ブロワーはそれなりに重いので、万が一落としてボディに当たってしまうと傷がついてしまう可能性が高い!
- 使用中は大きな音が出る
- 水滴は飛ぶが汚れは飛ばない
- 充電式だと使用時間の制限がある
→バッテリーが2つあれば解消します - 重い&硬いのでボディの上に落とすと傷がつく
洗車傷がつきにくいブロワーまとめ
洗車を頻繁にする人ほど、洗車の各工程でクオリティを高めつつも楽ができるところでは手を抜いていかないと、洗車自体の回数が減ってしまいます。
特に、洗車の後のすすぎの水滴は、夏だと水シミの原因になるし、冬だと手が冷たすぎて、拭き取りするのが大変だし辛い。
さらに、クロスで水滴をとることは小傷をつけてしまうリスクと隣り合わせ。
ブロワーを使うことで、小傷がつくリスクを低減、冬でも手が冷たくない、細かい部分の水滴もすぐとれる、メリットが多くあります。
高価なものでなくても、今回紹介するバッテリー式ブロワーでも十分な満足度が得られます。
ブロワー界のブランドといえば、マキタ!お値段もやはり高いですが、性能も信頼性もダントツ。
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