令和4年1月に新型ノア・ヴォクシーが発売開始されました!
ノア・ヴォクシーとしては4世代目にあたり、今回のモデルチェンジは外観も大きく変わっています。
発売前から注目が大きく、歴代ノア・ヴォクシーユーザーも乗り換えを急ぐほどの魅力を紹介します。

ちなみに、トヨタの販売店は2019年から統合を開始し、ノアはトヨペット、ヴォクシーはネッツでもなく、トヨタ販売店全店で全車種の取扱いがあるので、近くのトヨタで実車も見ることができます!
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ヴォクシーのフロントドアデッドニングの効果は?必要なものと価格(ノア・エスクァイア共通)
90ヴォクシー基本情報
S-Z ハイブリッド 7人乗り | S-Z ガソリン 7人乗り | S-G ハイブリッド 7人乗り (8人はBRXSB) | S-G ガソリン 7人乗り (8人はBRXSH) | |
税込価格 2WD 4WD E-Four | 3,740,000円 3,960,000円 | 3,390,000円 3,588,000円 | 3,440,000円 3,660,000円 | 3,090,000円 3,288,000円 |
型式 2WD 4WD E-Four | ZWR90W-BPXRB ZWR95W-BPXRB | MZRA90W-BPXRH MZRA95W-BPXRH | ZWR90W-BPXSB ZWR95W-BPXSB | MZRA90W-BPXSH MZRA95W-BPXSH |
車両 総重量 | 2,055kg | 2,025kg | 2,025kg (2,0780kg) | 1,995kg (2,050kg) |
排気量 | 1,800CC | 1,800CC | 2,000CC | 2,000CC |
寸法 全長 全幅 全高 | 4,695mm 1,730mm 1,895mm | 同左 | 同左 | 同左 |
燃費 WLTC 市街地 | 23.0km/L 22.2km/L | 15.0km/L 11.4km/L | 23.0km/L 22.2km/L | 15.0km/L 11.4km/L |
90ヴォクシーのエクステリア
90ヴォクシー外観画像





グレード別エクステリア比較
グレード別 エクステリア | S-Z ハイブリッド 7人乗り | S-Z ガソリン 7人乗り | S-G ハイブリッド 7人乗り (8人乗り) | S-G ガソリン 7人乗り (8人乗り) |
タイヤサイズ | 205/55R17 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 |
LEDライト | リフレクター式 LED薄暮灯 プロジェクター式 はMオプション | リフレクター式 LED薄暮灯 プロジェクター式 はMオプション | リフレクター式 | リフレクター式 |
フロントガラス | UVカット 高遮音性 | UVカット | UVカット 高遮音性 | UVカット |
パワースライドドア | 両側 | 両側 | 助手席側のみ 運転席側は Mオプション | 助手席側のみ 運転席側は Mオプション |
エクステリアについては、外観はほぼ変わらず、S-Zのハイブリッドのみ17インチアルミホイール装着、プリウスにもついていたLED薄暮灯がついています。LED薄暮灯という聞き慣れないランプは、ポジションランプ連動のデイライトのことです。
VOXYのこのフロントマスクは最近の流行りである巨大グリルのインパクトが強いです。遡れば、2017年のアルファードあたりから始まった巨大グリルですが、今ではいろんな車種のデザインに取り入れられ、三菱のデリカD-5はみなさんも街中で見かけて印象が強いかと思います。
ヘッドライトが従来のハロゲン、HIDからサイズが小さく明るいLEDへと移行しつつある中で、ヘッドライトを占める面積が小さくできたので、フロントマスクデザインの自由度が上がったことから、グリルのデザインの幅が広がり、今の一見大きすぎない?とも思えるデザインに行き当たりました。
90ヴォクシーのインテリア
90ヴォクシー内装画像





ブラック基調でまとめられており、フロントだけでドリンクホルダーは4つ、セカンドシートの折畳センターテーブル、サードシートは左に2つ右に1つあり、大きめのペットボトルから小さい缶サイズまで対応できます。
撮影したヴォクシーのグレードはS-Zだったので、シートは合成皮革+ファブリック仕様です。合成皮革はジュースとかをこぼしてもしみこみにくく、すぐに拭けるので子育て世代には重宝されるシートです。
グレード別インテリア比較
グレード別 インテリア | S-Z ハイブリッド 7人乗り | S-Z ガソリン 7人乗り | S-G ハイブリッド 7人乗り (8人乗りも) | S-G ガソリン 7人乗り (8人乗りも) |
シート 表皮 | 合成皮革+ ファブリック | 合成皮革+ ファブリック | 上級ファブリック | 上級ファブリック |
メーター | オプティトロン +7インチ ディスプレイ | オプティトロン +7インチ ディスプレイ | オプティトロン +4.2インチ ディスプレイ | オプティトロン +4.2インチ ディスプレイ |
センター コンソール | インパネ一体型 | 独立型 | 独立型 インパネ一体型は Mオプション | ー |
シートヒーター | 運転席・助手席 Mオプションで セカンドシートも | 運転席・助手席 Mオプションで セカンドシートも | Mオプション | Mオプション |
テーブル | 2列目センター ドリンク×4 USB端子×2 フック×2 | 2列目センター ドリンク×4 USB端子×2 フック×2 | 7人乗り 折畳テーブル 8人乗り 格納式ボックス | 7人乗り 折畳テーブル 8人乗り 格納式ボックス |
エアコン | 左右独立オート リアオート | 左右独立オート リアオート | フロントオート リアクーラー | フロントオート リアクーラー |
インテリアでは、先代の80系VOXYからシートアレンジが変わりました。
80系VOXYでは、セカンドシートを前後だけでなく左右にスライドすることができたので、サードシートを跳ね上げて、中央に寄せて一番後ろまで下げることでスーパーリラックスモードという2列目がめちゃくちゃ広いシートアレンジができました。
90系VOXYでは、寄せずにスーパーリラックスモードができるようになり、使い勝手が劇的によくなっています!

上の画像にように、セカンドシート横のCピラーの設計が薄くなったことで寄せずに超ロングスライドを可能にしています。
これ、地味ですが、先代はいちいち横スライドをしないといけなかったので、ユーザーにとってはとてもありがたい進化です。
90ヴォクシーのユーザビリティ
90ヴォクシーグレード別ユーザビリティ
グレード別 ユーザビリティ | S-Z ハイブリッド 7人乗り | S-Z ガソリン 7人乗り | S-G ハイブリッド 7人乗り | S-G ガソリン 7人乗り |
カラーヘッドアップ ディスプレイ | ドライビング サポート パッケージ | ドライビング サポート パッケージ | ー | ー |
デジタルインナー ミラー | ドライビング サポート パッケージ | ドライビング サポート パッケージ | ー | ー |
ナノイーX | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (Mid) | 快適利便 パッケージ (Mid) |
ステアリング ヒーター | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (High) | ー | ー |
セカンド シートヒーター | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (High) | ー | ー |
パワーバックドア | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (High) | ー | ー |
ハンズフリー デュアルパワー スライドドア | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (High) | 快適利便 パッケージ (Mid) | 快適利便 パッケージ (Mid) |
ユニバーサル ステップ | Mオプション | Mオプション | Mオプション | Mオプション |
ドライビングサポートパッケージはS-Zのみ99,000円
快適利便パッケージ(High)はハイブリッド2WDで148,500円、ガソリン2WDで151,800円
快適利便パッケージ(Mid9はハイブリッド2WDで172,700円、ガソリン2WDで178,200円
90系ヴォクシーのここが凄い!!
寄せずにストレード超ロングスライド
上でも紹介しましたが、サードシートを跳ね上げておけば、セカンドシートはめちゃくちゃ広いです。乗り降りもしやすく、広々とくつろげます。

ハンズフリーデュアルパワースライドドア
パワースライドドアは、ドアハンドルに手をかざし入れるか、スイッチを押すか、リモコンのスイッチを長押しするかの3つに加えて、足元のセンサーに足をかざすだけで開閉できるオプションが新たに設定されました。
両手に荷物を持ってたり、雨で傘をさしたりしてて手が届かないとき、めちゃ便利。

好きな位置で止めたままバックドア
トヨタとして初めて、バックドアの電動スイッチが車外の側面後方に配置されました。


今まで、バックドアのスイッチはリアナンバープレートの上あたりにあり、バックドアを開けるのに後ずさる必要がありました。側面にスイッチがついたことで、後ろの安全を確認しながら、開閉ができます。女性の方でも開けやすくなりましたね。
しかも、世界初!(2022年1月現在)電動だけじゃなく、どの角度の位置でも好きな位置でバックドアを止めていられます。これ、僕も実際にバックドアの開閉をするとき後ずさったり横に避けたりしてたので、好きな位置で止められるのは、凄く便利!!
反面、このフリーストップバックドアの機構が入ったためなのか、今までのバックドアの開閉が垂直からほぼ直角に開いていたのに対して、70度くらい?しか開かなくなっています。全開せずに中途半端に止まるので、慣れるまでは、開き切らないバックドアにぶつかりそうです。
アドバンストパーク
ちょっとお高めなメーカーオプションですが、スイッチを押すだけで並列駐車操作を支援してくれる機能!これ、凄いです。バック駐車だけでなく、前向き駐車、バック車庫、前向き出庫の操作支援をしてくれるので、駐車が苦手な人でも、ハンドルとブレーキに手と足を添えておくだけで自動で駐車してくれます。
しかも、ハイブリッド車の場合だと、下のようにスマホでリモート操作も可能です。これなら並列駐車だけでなく、縦列駐車でもできちゃいそうですね。

デジタルキー(スマホアプリでロック・アンロック)
ひとり1台以上は持っているといわれているスマートフォンで、クルマのロック・アンロックができる時代がついにやってきました。スマートキーについているリモコンではもちろん、ドアハンドルに手を入れても開きますが、スマホでアンロックするのってなんだか近未来的な感じしませんか?
ただ、デジタルキーは初度登録から3年間は無料ですが、それ以降は月額550円かかります。有料なんだ、、、。

第5世代THS(トヨタハイブリッドシステム
1997年に記録的台数が販売された初代プリウスを第1世代として、90系ヴォクシーで第5世代のハイブリッドシステムとなります。ちなみに、先代のノア・ヴォクシーで第3世代ハイブリッドシステムでした。
第5世代になって何が変わったのか?どこが凄いのか?
実は、ヴォクシーのハイブリッドエンジンは2ZR-FXEというエンジンで、現行プリウスと同じです。型番は同じながらも、ダウンサイジングとモーター出力アップ、電動デバイスが刷新され、走りの性能も燃費もぐっと向上しています。
進化したトヨタセーフティセンス
いろんな状況下でドライバーの安全をサポートする機能が全グレードの標準装備されています。車体の内外に取り付けられたセンサーが、ぶつかならい・高速走行・はみ出さない・ついていく・オート点灯・発進遅れ・センサーアラームなどのドライバーのサポートをしてくれます。
特に、トヨタブランド初のプロアクティブドライビングアシスト(長い!)は運転状況に応じてブレーキのサポートをしてくれるので、事故を未然に回避もしくは軽減してくれそうです。
非常時に電気製品が使える
ハイブリッド車のS-Zに標準装備、S-Gがメーカーオプオプション(44,000円)で、電気製品に給電することができるコンセントがついています。AC100Vの1500Wなので、家庭用のコンセントと同等です。ガソリン満タンで消費電力400Wを使ったとして、電力供給時間約5日間はもちそうです。この値段で少しでも災害対策ができるなら、検討の余地ありです。¥!
T-Connect(コネクティッド)とクルマWi-Fi

コネクティッド対応のディスプレイオーディオは、今までのハードディスクやメモリーナビのように、ナビ本体に地図情報が入っているのではなく、T-Connectの契約でセンターから通信で取得した最新の情報で目的地検索などができます。これって、クルマの未来のカタチです。トヨタ社外品の市販ナビでは、スマホやWi-Fiルーターと接続して同じことができるようになっています。
さらに、別途契約(月額1,100円)でクルマがWi-Fiスポットとなり、データ通信容量無制限で5台まで同時接続でインターネットが楽しめるようになります。
オプション価格一覧(主なもの)
エクステリアオプション
- プロジェクター式LEDベッドランプ 62,700円
- ユニバーサルステップ(リアスライド助手席側) 33,000円
- ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(S-Zは標準装備) 62,700円
インテリアオプション
- フロアマット(ラグジュアリータイプ) 67,100円
- フロアマット(デラックスタイプ) 55,000円
- IR(赤外線)カットフィルム(リア5面) 42,900円


セーフティ&セキュリティ
- ITS Connect(安全運転支援) 27,500円
- 寒冷地仕様 20,900円~
- 非常時給電システム※ハイブリッドのみ(S-Zは標準装備) 44,000円
エレクトロニクス
- デジタルキー 16,500円
- リモートスタート 61,600円
- T-Connect 初度登録から5年間無料、6年目以降月額330円
ナビ・オーディオ・ETC
- 10.5インチディスプレイオーディオ+12スピーカー(S-Z) 190,300円
- TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ 74,800円
- アドバンストパーク S-Z 126,500円 S-G 143,000円
- バックガイドモニター(S-Zは標準装備) 16,500円
- ETC2.0ユニット(VICS機能付) 27,500円
- プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム 138,600円
- 14インチ後席ディスプレイ(V14-R72R) 156,200円
- カメラ一体型ドライブレコーダー(DRT-H68A) 29,700円
オススメグレードとオプション
値段を見ずにオススメグレードとオプションを言わせてもらうと、、、
- S-Zのガソリン車 3,390,000円
- 快適利便パッケージ(High) 151,800円
- デジタルキー 16,500円
- フロアマット(ラグジュアリータイプ) 67,100円
- IR(赤外線)カットフィルム(リア5面) 42,900円
- リモートスタート 61,600円
- 10.5インチディスプレイオーディオ+12スピーカー(S-Z) 190,300円
- ETC2.0ユニット(VICS機能付) 27,500円
- 14インチ後席ディスプレイ(V14-R72R) 156,200円
ざっと、値引きなしで470万円でした!ちなみに、5年ローンで月々約79,000円になります。
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