スチール製のホイール、いわゆる「てっちんホイール」は、黒い鉄の塊感を隠して装飾するためにホイールキャップがついていることが多いです。
このホイールキャップ、ほとんどの人が「廃車するまでずっとつけたまま」なんて誤解しています。
実は、ホイールキャップは、てっちんホイールの外周に沿って嵌めてあるだけ!
経年劣化によって、ひずみや衝撃で走行中に外れてしまうこともあるので、事故を未然に防ぐためにも交換がオススメです!
この記事では、ホイールキャップの寿命と外し方、おしゃれなホイールキャップを紹介します。
すぐにホイールキャップを見たい人は、「おしゃれなホイールキャップインチ別おすすめ」へどうぞ!
車いじりに工具を揃えておきませんか?
車をいじるのにおすすめな車載工具!DIYで最低限揃えておくべきセットを紹介
ホイールキャップ(カバー)とは
てっちんホイールは、黒くて無骨で見栄えがよくないので、アルミホイールのように見えるホイールキャップを取り付けることが多いです。
ホイールキャップは、ガソリンを入れたときや、空気圧を調整するときに一緒にチェックしておきましょう。
でも、自分のクルマがアルミかスチールかわからない。
どこを見たらホイールキャップだとわかるの?
最近は、ホイールキャップのデザイン性が高く、一見してわかりづらいのもあります。
チェックポイントは、ナットが見えるかどうか、です!
下の画像のように、装着時にナットが見えないとホイールキャップです。
ホイールキャップは、全体を覆ってしまうのでナットが見えなくなってしまいます。
ホイールキャップの寿命
ホイールキャップは樹脂製が最も多く、常に外気にさらされる上に走行中は高速回転し、最も過酷な環境に取り付けられているパーツのひとつと言えるので、決して寿命は長くありません。
ホイールキャップは必ず劣化します。
手で動かしてみたり、軽く引っ張ったりしてみて、緩く感じたら寿命です。
ホイールキャップは、過酷な環境ではありますが、そのクルマの走行距離や走行頻度により劣化度合いは大きく変わります。
- ぐるっと1周を見て、緩んでいる箇所がないか
- 破損している部分や、ひび割れていないか
- 中央部分を軽く持って、手前に引いてみてしっかりついているか
明確に何年で寿命、といったものはありませんが、だいたい3年~5年で交換したほうがいいです。
ホイールキャップが外れたら
ある日気づけばホイールキャップが無い!なんてことがあります。
落ち着いて、まずは周りを確認。
誰かがケガをしないようにできるだけ回収しましょう。
普段から気をつけていたとしても、ホイールキャップは突然外れます。
もし、無くなっていることに気づいたら、まずは周囲を確認して、外れたホイールキャップを探して、発見出来たら回収して、自治体に決められた方法で処分してください。
もし、発見できたとしても、再度取り付けることは絶対にしないでください。
ホイールキャップの選び方
ホイールキャップの交換が必要なのはわかったけど、自分のクルマに合うホイールキャップをどうやって選べばいいの??
カー用品店に頼まなくてもできる?
ホイールキャップは、ホイールと同じインチの商品を買えばOK!ホイールのインチは、タイヤに書いてあるので、下の記事を参考にしてください。
ホイールキャップの交換は、DIYで可能です。
他に、ついているホイールキャップを外せば、裏側に書いている場合があります。
例えば、タイヤサイズが13インチであれば、13インチ用のホイールキャップ、ホイールキャップの裏側に「R14」と書いてあれば、14インチ用を買えば取り付け可能です。
色とデザインがたくさんあって選べない!
選び方のコツは?
そうですね、まずはインチが合っているかどうか。
次に、色がボディに合っているかどうか。
最後に、あなたが気に入るかどうかです。
たくさんあって選べないというあなた!
インチ別にオススメを紹介します。
おしゃれなホイールキャップインチ別おすすめ
12インチのオススメ
12インチは、ホイールが小さいので、キャップも小さくなります。
商品は14か15インチの画像が使われることが多いので、12インチだと少しデザインが変わります。
なので、それを考慮したホイールキャップを紹介します。
13インチのオススメ
13インチは少し大きくなって、デザインに幅ができます。
カラーバリエーションも増えて、選びやすいですね。
でも、スポークが太めのやつは避けましょう。
14インチのオススメ
14インチくらいになると、ほぼ画像どおりの商品になります。
ブラックのカラーを混ぜると、シルバーが浮き上がって見えるので立体感が出ます。
ガンメタは、ダーク系ボディカラーのクルマにオススメ。
15インチのオススメ
14インチあたりから普通車でもあるサイズですが、15インチになるとほぼ軽自動車ではホイールキャップは装着されてないですね。
15インチでは普通車用を紹介します。
16インチのオススメ
普通車用の16インチです。
ここまで大きくなると、デザインに余裕が出てきます。
細かいスポークが映えますね。
ホイールキャップの取付方法
ホイールキャップの取り外し、取り付けに特殊な工具は必要ありません。
できれば、ケガと汚れ防止に軍手をご用意ください。
エアバルブの位置を合わせれば大丈夫!
- デザインにもよりますが、中央の左右か、外側のいち部分を両手で握る
- 手前にぐっと引き、外れるまで少しずつ位置をずらす
- どこかいち部分が外れれば、その部分から斜めにずらすと全体がはずれます
- 取り付けるキャップのエアバルブ用のくぼみを位置に合わせる
- 最初に下部分を入れ、エアバルブの位置がずれないように上半分を押し込む
- 全体的に嵌まれば、1周分押して、緩んでる部分がないかチェック
コメント